THAAD配備 年内完了へ努力=韓国国防部
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2017.02.24 15:43
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は24日の定例会見で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備先となるゴルフ場と軍用地の交換に向けた契約締結が遅れていることについて「可能な限り早期に契約が締結されるよう努力している」と述べた。
配備先は韓国南部・慶尚北道星州郡のゴルフ場「ロッテスカイヒル星州カントリークラブ」で、ロッテ商事が所有する。
文氏は今月中の契約締結の可能性について、ロッテ商事の取締役会の結果次第だと説明した。
同社は来週初めに取締役会を開き、ゴルフ場と軍用地との交換の妥当性を検討する予定。取締役会は27日に開催される可能性が高いという。
ロッテ側との契約が遅れていることでTHAAD配備の時期もずれ込むのではないかとの指摘については「計画された(配備の)日程に合わせるため最大限努力する」と述べた。
韓米は年内にTHAAD配備を完了する計画だ。配備の時期は6~8月と予想されるが流動的だ。
hjc@yna.co.kr