特別検察の捜査期間延長せず あす朴大統領疑惑捜査終了=韓国
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2017.02.27 10:31
【ソウル聯合ニュース】韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相側は27日午前、政府から独立して朴槿恵(パク・クネ)大統領の疑惑などを調べる特別検察官の捜査チームが求めた捜査期間の延長を受け入れない方針を発表した。
昨年12月21日に本格捜査を開始した特別検察官の捜査期間は今月28日までで、大統領の承認を得て1回に限り30日間の延長が可能だ。朴大統領が職務停止になっているため、黄氏の承認が必要となる。黄氏が延長を受け入れなかったため、特別検察官の捜査期間は28日に終了することになった。
特別検察官は16日、黄氏に捜査期間の延長を要請していた。黄氏はこれまで、捜査状況を見極めながら捜査期間の延長を承認するかどうかを検討するとの立場を示してきた。
黄氏が捜査期間の延長要請を受け入れなかったことについて、野党陣営は強く反発している。最大野党「共に民主党」の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表は27日の党幹部会議で「遺憾だ」として、議員総会を開いて対応を議論する方針を示した。
第2野党「国民の党」の朴智元(パク・ジウォン)代表も党幹部会議で「歴史の罪人として残るだろう」と黄氏を批判した。
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