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子どもから大人まで 韓国人を魅了する「日本ブランド」

記事一覧 2017.02.28 15:00

【ソウル聯合ニュース】今年は抗日独立運動「3・1運動」(1919年3月1日)が起きてから98年、日本による植民地支配からの解放(1945年)から72年になる年だ。65年の国交正常化から50年余りが過ぎたが、韓国と日本は今なお独島や旧日本軍の慰安婦問題などをめぐりあつれきを抱えている。歴史的事実から目を背け、心からの謝罪をしようとしない日本の態度に、多くの韓国人が憤っている。

日本のユニクロ店舗

 こうした韓国人の反日感情の影響をほとんど受けていない数少ない分野が、流通・小売だ。価格に比して性能の高い、コストパフォーマンスの良い日本製品が韓国市場で人気を集めるケースが少なくない。

◇韓国で急成長遂げたユニクロとダイソー

 最も代表的な例が、生産から販売まで一貫して手掛けるSPA(製造小売り)の衣料品店「ユニクロ」だ。アパレル・小売業界のまとめによると、ユニクロは現在、韓国で流通するSPAブランドで断トツの売上高1位となっている。2005年に韓国に1号店をオープンし、約10年後の2014会計年度(14年9月~15年8月)に売上高が1兆1169億ウォン(現在のレートで約1108億円)と1兆ウォンを突破。翌年もさらに売り上げを伸ばした。

 「優れた品質、デザインの服を合理的な価格で売ったため」というユニクロ側の説明通り、長引く不況にコストパフォーマンスを重視しがちな韓国人の消費スタイルにユニクロがぴったり合致したのだ。

 韓日合弁企業の大創アソン産業が韓国で展開する生活用品店「ダイソー」も急成長を遂げている。

 韓国ダイソーの昨年売上高は前年比30%増の1兆5600億ウォンと暫定集計された。3年前に比べると76%の大幅増だ。好調な業績を追い風に韓国国内の店舗数も増えている。12年には約850店舗だったが15年には1000店舗を超え、今年1月末の時点では1150店舗に達している。

 ダイソーの関係者は「社内に品質管理チームを置いて製品のレベルを厳しく保ち、コストパフォーマンスの高い製品を売っている。最近ではデザイン重視の商品を開発して消費者から大きな反響を得ている」と人気の理由を説明した。

韓国のダイソー店舗

◇学用品や玩具・ゲームの人気も依然

 1970年代から80年代にかけ、子どもたちは「ぺんてる」「ゼブラ」「トンボ」など日本ブランドの鉛筆やシャープペンシル、消しゴムなどに夢中になり、中には「象印」の保温弁当箱を買い与えられる子どももいた。また、同じころに韓国で販売されたソニー製の携帯オーディオプレーヤー「ウォークマン」は若者に大きなカルチャーショックを与えた。

 2017年の今も、日本製学用品の人気は相変わらず高い。特に、ここ数年にわたり裕福な家の子どもたちに流行しているランドセルは、40万~70万ウォン台と高額にもかかわらず品薄になるほどだ。今年も新学期を前に、百貨店やオンラインショップではランドセルがよく売れた。

 また、70年代に日本のロボットアニメ「マジンガーZ」が韓国の子どもたちの心をとらえたように、最近の玩具・キャラクター・ゲーム市場でも「ポケットモンスター(ポケモン)」「妖怪ウォッチ」など日本から入ってきたコンテンツや製品が大きな比重を占めている。スマホゲーム「ポケモンGO」の韓国配信も先月末に始まり、この1カ月に1日平均387万人が利用する大ブームを巻き起こした。

 このほか、2006年ごろから韓国で販売されている「グーン」「メリーズ」「ムーニーマン」などの紙おむつも、韓国でヒットした日本製品の一つだ。「品質が良い」という口コミが広がり、10年ごろからは国内の需要に輸入が追い付かないほどになっている。

tnak51@yna.co.kr

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