北朝鮮ミサイル 3発は日本のEEZ落下=最高高度260キロ
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2017.03.06 11:30
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部のノ・ジェチョン広報室長は6日の国防部定例会見で、北朝鮮が同日午前に発射した4発のミサイルの飛行距離は約1000キロ、最高高度は約260キロとし、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性は低いと発表した。また、北朝鮮が発射した4発中3発は日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと明らかにした。
ノ室長は「午前7時36分ごろ、平安北道・東倉里で東海上に向け弾道ミサイル4発を発射する挑発を強行した」として、「追加情報については、韓米軍当局が詳しく分析している」と述べた。
その上で、「東倉里から75~93度の東海方向に発射した」として、「4発は平均で約1000キロを飛行した」と説明した。
ミサイルがICBMの可能性があるかどうかについては、「可能性は低いとみられるが、さらに詳しい分析が必要だ」と述べた。
ミサイルを同時発射した可能性に関しては、「(発射時間に)少しの差があると分析している」と説明した。
ミサイル発射は今月1日に始まった韓米合同の野外機動訓練「フォールイーグル」への反発とみられる。
kimchiboxs@yna.co.kr