平昌五輪・パラリンの海外広報活動に本腰=韓国政府
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2017.03.06 16:30
【世宗聯合ニュース】来年2月と3月に開かれる平昌冬季五輪・パラリンピックに対する海外の関心を高めるための広報活動が本格化した。
韓国文化体育観光部は6日、総合的で体系的な海外広報戦略を策定し、海外文化広報院や在外韓国文化院を拠点として大会に対する関心を高めていく計画と発表した。
まず7日(現地時間)から、1分~2分30秒程度の広報映像を米国のNBCテレビを通じ全米に流す。広報映像が流れた後には、韓国観光公社が制作した五輪のPR映像を流し、広報効果を高める。英語で制作されたこの映像は動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数1700万回を突破した。
またペルー、ベトナムなど冬季五輪に対する関心が低い国を中心に現地の主な放送局を通じて広報映像を流す。
海外主要メディアの関係者に向けては、平昌五輪の競技場などの施設を見学してもらい、五輪の雰囲気をあらかじめ体験する機会を提供する。約40カ国から100人程度の関係者を招待する予定だ。
世界31カ国・地域に開設された韓国文化院は平昌五輪に関する展示・公演など多様なイベントを進める。各文化院で平昌五輪のマスコット「スホラン」とパラリンピックのマスコット「バンダビ」の置物を常設展示し、広報ブースも運営する。
文化体育観光部の劉東勲(ユ・ドンフン)第2次官は「平昌五輪は世界の祭典であるため、国内での関心を高めるとともに海外に向けて広報する努力も重要だ」とし、「地域、メディア、機会の特徴に合った海外広報を進める計画」と話した。
yugiri@yna.co.kr