韓国大統領選支持率 文氏が10週連続首位=黄氏は2位維持
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2017.03.09 10:42
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが9日発表した次期大統領選有力候補の支持率調査結果で、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が前週より0.3ポイント下落の36.1%となり、10週連続で首位を維持した。
黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相は0.7ポイント下落の14.2%となり、2週連続の2位だった。
共に民主党所属の安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事は0.3ポイント上昇の12.9%となり、3週ぶりに上昇に転じた。
同党の李在明(イ・ジェミョン)城南市長は1.6ポイント上昇の10.5%で、6週ぶりに4位に浮上した。
第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表は0.9ポイント下落の9.9%だった。
共に民主党所属の候補への支持率合計は59.5%となり、1.6ポイント上がったが、保守系与党「自由韓国党」と同党で朴槿恵(パク・クネ)大統領と距離を置く非主流派が結成した「正しい政党」の候補の合計は22.3%と0.5ポイント落ちた。
政党支持率は、共に民主党が2.1ポイント上昇の49.3%となった。自由韓国党が0.9ポイント下落の13.5%、国民の党が0.4ポイント下落の10.3%、正しい政党が0.6ポイント下落の6.0%、革新系の少数野党「正義党」が0.7ポイント上昇の6.0%だった。
一方、朴大統領の弾劾の賛成は4.7ポイント上昇の76.9%、反対は2.1ポイント上昇の20.3%だった。朴大統領の弾劾訴追案を審理している憲法裁判所は罷免の是非をめぐる審理結果を10日に宣告する。
調査は6~8日、全国の成人男女1530人を対象に実施された。
kimchiboxs@yna.co.kr