韓国市民 最後の週末集会開く=「ろうそくの勝利」
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2017.03.11 18:55
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所が朴槿恵(パク・クネ)氏の大統領罷免を決定したことを受け、約1500の団体でつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」は11日、ソウル・光化門広場で最後の大規模集会を開き、弾劾の意味を記念した。
参加者たちは罷免宣告を「ろうそくの勝利」と宣言し、朴氏の逮捕や黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相の退陣、国政介入事態の共犯者の処罰などを求めた。
また、歌手らによる「ろうそく勝利を祝うコンサート」が開かれるほか、旅客船セウォル号沈没事故の遺族やろうそく集会ボランティア関係者、解雇された記者などが発言する予定だ。
昨年10月末から週末に開催された集会はこの日を最後に終了する。ただ、最長で60日間続く大統領選までの期間に2~3回大規模な週末集会を開き、朴氏の拘束や共犯者の処罰、不正行為の清算などを求めていくという。
一方、朴氏の罷免に反対していた「大統領弾劾棄却に向けた国民総決起運動本部」もソウル・徳寿宮の大漢門前で集会を開き、「弾劾無効」などを主張した。
csi@yna.co.kr