韓国次期大統領選 最大野党の文在寅氏が大きくリード
記事一覧
2017.03.12 21:00
【ソウル聯合ニュース】韓国次期大統領選有力候補の好感度調査で、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が30%近い支持率で圧倒的リードを保っていることが12日、分かった。
調査は聯合ニュースとKBSが共同で調査会社のコリアリサーチに依頼し、11~12日に全国の成人2046人を対象に行った。
調査の結果、最も好ましい候補として回答者の29.9%が文氏を挙げた。2位以下は、同党所属の安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事(17.0%)、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相(9.1%)、共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)城南市長(9.0%)、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表(8.4%)と続いた。
今回の調査で初めて調査対象に入った自由韓国党(前セヌリ党)の洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事は1.9%。
文氏の支持率は前回調査(2月5~6日実施、29.8%)とほぼ同じだった。60代以上を除く、19歳・20代(32.6%)、30代(44.8%)、40代(39.8%)、50代(22.4%)でトップを記録した。
文氏を追う安知事は前回の調査(14.2%)より小幅上昇したが、黄氏は2.1ポイント下落した。
李市長と安前代表は2.7ポイント、2.1ポイントそれぞれ上昇した。
次期大統領選の早期実施が確定したことから、まだ支持候補を決めていない浮動層の割合は前回の調査(24.9%)より、少ない18.5%となった。
csi@yna.co.kr