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セウォル号 あす引き揚げなるか=午前の天候で決定

記事一覧 2017.03.21 17:56

【ソウル聯合ニュース】2014年に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号について、韓国政府は22日の気象条件が良好であれば引き揚げテストを行うと決め、最終の準備作業を進めている。

事故海域に近い珍島・彭木港=21日、珍島(聯合ニュース)

 引き揚げテストの結果に問題がなく、24日まで好天との予報が出ればセウォル号を実際に水面の上に引き揚げる作業を行うことになる。

 しかし、確実な気象予報が出る22日の午前6時までは引き揚げの可否を予測できない状況だ。

 韓国海洋水産部によると、同部と引き揚げを担う中国企業の上海サルベージは、今後の気象予報を確認しながら引き揚げテストのための最終準備を行っている。

 引き揚げテストは、セウォル号を挟んだバージ船2隻の油圧ジャッキを実際に作動させてセウォル号の船体を海底から1~2メートル持ち上げ、実際の引き揚げに技術的な問題がないかを確認する作業だ。

 海洋水産部は当初19日に引き揚げテストを行う予定だったが、引き揚げ用のワイヤーがねじれる問題が発生し、これを解決するためにテストを実施できなかった。

 20~21日は波の高さが最大1.7メートルと予想され、結局22日まで引き揚げテストの実施が保留された状態だ。

 同部は引き揚げテストを無事に終え、気象条件が適合すると判断されればすぐにセウォル号を完全に水面上に引き揚げる本作業に着手する予定だ。

 適合する気象条件とは、波高1メートル・風速10メートル以下の天候が最低3日間持続することを指す。

 海洋水産部はバージ船で船体を持ち上げ、半潜水式の運搬船に載せるまで計3日かかると予想するが、この期間内に天候が良好であれば引き揚げを無事に終えることができる。

 引き揚げが始まると、現場で待機しているバージ船2隻はセウォル号の両端で油圧を利用してワイヤーを引き上げる。3隻の船体に力が均一にかかれば、船体が海水面の上に浮かぶ。

 一方、高波や強風によってどちらか一方に力がかかると、船体が傾き問題が発生することがある。水流に押されてワイヤーがねじれたり、切れたりする状況が発生する可能性もある。

 海洋水産部が引き揚げテスト後すぐに本引き揚げを行う方策を検討しているのは、この方法が成功する確率が大きいとみているためだ。

 引き揚げテストに成功した後、本引き揚げをすぐに行わない場合は、次に干満の差が最小となる小潮期まで約15日待たなければならないが、その間に天候、作業現場の問題などさまざまな状況が発生する可能性を考慮したものとみられる。

 しかし、セウォル号を安全に引き揚げることを最優先の目標とするだけに、条件が整わなければ無理な作業は行わないとの立場だ。

 海洋水産部と上海サルベージは、オーストラリアの気象予報専門機関OWSから毎日午前6時と午後6時の2回、気象情報を受け取っている。

 セウォル号の本引き揚げの可否は、22日午前6時の気象予報と引き揚げテストの結果を確認した後に決定される。

ynhrm@yna.co.kr

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