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北朝鮮容疑者の1人はベトナム通 現地に長年居住=正男氏殺害

記事一覧 2017.03.22 11:23

【ジャカルタ、ハノイ聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアの空港で先月殺害された事件で、指名手配された北朝鮮国籍容疑者の1人、リ・ジヒョン容疑者は元駐ベトナム北朝鮮大使の息子で、現地の北朝鮮大使館にも勤務した経歴のある「ベトナム通」だったことが22日、分かった。

マレーシア警察が発表した北朝鮮国籍の容疑者4人。左上がリ・ジヒョン容疑者(資料写真)=(聯合ニュース)

 マレーシア警察や外交関係者によると、リ・ジヒョン容疑者はリ・ホン元駐ベトナム大使の息子で、ベトナムに10年ほど住んでいた。リ・ホン氏は1988年12月~93年4月、98年9月~2002年12月にベトナム駐在の大使を務めた。

 リ・ジヒョン容疑者は1984年生まれで、父親の大使在任時にベトナムで一緒に暮らし、現地の有名高校を卒業。2009年11月から1年3カ月間、ベトナムの北朝鮮大使館で勤務した。見習い外交官のような形で、行政補助業務を担当していたとされる。勤務期間中にベトナム政府の外交官養成機関で修士課程を半年ほど履修し、帰国した。外務省所属で、北朝鮮要人のベトナム語通訳も務めた。

 マレーシア当局などは、リ・ジヒョン容疑者が北朝鮮国家保衛省(秘密警察)のリ・ジェナム容疑者と共に昨年12月末、ベトナム・ハノイ入りしたと把握している。両容疑者はこの時から、金正男氏殺害の実行犯役を担ったベトナム人のドアン・ティ・フォン被告(殺人罪で起訴)を取り込み、殺害の準備を本格的に進めたとみられる。

 3人は今年1月中旬にカンボジアを訪れている。両容疑者が北朝鮮と友好関係にあるカンボジアにフォン被告を連れていき、殺害の予行演習を行ったとマレーシア警察はみている。

 同じころ、カンボジアではもう一人の実行犯、インドネシア人のシティ・アイシャ被告(殺人罪で起訴)が別の北朝鮮国籍の容疑者らと予行演習をしたとされる。アイシャ被告を取り込んだ北朝鮮国籍のオ・ジョンギル容疑者はインドネシアの北朝鮮大使館での勤務経歴を持つ外交官で、インドネシア語が堪能だったとも日本で報じられている。

 リ・ジヒョン容疑者とフォン被告らは2月4日にハノイからマレーシア・クアラルンプールに移動し、さらに予行演習を重ねたことが分かっている。フォン被告は2月13日、アイシャ被告と共にクアラルンプール国際空港で正男氏の顔に猛毒の神経剤VXを塗りつけ、殺害した。両被告は、正男氏の殺害ではなくテレビの撮影だと思っていたとして無罪を主張している。リ・ジヒョン容疑者ら北朝鮮国籍の容疑者4人は犯行当日にマレーシアを出国し、北朝鮮に逃亡した。

 韓国の外交関係者は「北が金正男を殺害するためベトナムをはじめとする地域に詳しい人を動員し、事前に緻密な計画を立て、準備した様子があちこちで見て取れる」と話している。

tnak51@yna.co.kr

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