セウォル号引き揚げ現場に活気戻る きょう中にバージ船に固定
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2017.03.24 09:09
セウォル号引き揚げ現場に活気戻る きょう中にバージ船に固定
【珍島聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没した韓国旅客船セウォル号の引き揚げは、再び船体を持ち上げる作業が進んでいる。23日午後、セウォル号の左舷船尾のランプウェイが引っかかるトラブルが発生したが、これを取り外すと、現場は活気を取り戻した。24日中に船体をバージ船に固定する作業が終わる見通しだ。その後、船体は半潜水式の運搬船に移され、木浦新港へと運ばれる。
24日午前7時、空は曇っているものの、風は強くなく、作業には特に問題がないとみられる。
海洋水産部は午前6時45分までに船尾左舷のランプウェイを取り外し、船体を海面上12メートルまでつり上げた状態だと説明した。
同部は、バージ船に固定し運搬船に移すには、海面上13メートルまでつり上げる必要があるとしている。同部関係者は「きょう中に(バージ船2隻にセウォル号の船体を)固定する作業を終えられると思う」と話した。
ランプウェイは貨物の積み下ろしに用いられる鉄製の構造物で、接岸時に船と陸をつなぐ橋の役割をする。運航中はしまわれているが、沈没後にロックが外れて飛び出したとされる。この状態では船体を運搬船に移すことができない。
mgk1202@yna.co.kr