朴前大統領の逮捕状発付是非 決定は31日未明か
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2017.03.27 16:21
【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地裁が収賄などの容疑で逮捕状が請求された朴槿恵(パク・クネ)前大統領の令状審査を30日午前10時半から行うと決めたことにより、朴氏が逮捕されるかどうかは30日深夜から31日未明ごろ決まる見通しになった。
法曹界などによると、逮捕状発付の是非をめぐる令状審査は容疑者が立ち会って立場を明らかにするが、当事者が外部に露出することを望まないか、裁判所が質問を行う必要がないと判断すれば審査を行わない場合もあり、朴氏が出席するかは不明だ。
朴氏が審査に出席すれば、弁護士の立ち会いの下、質問を受けることになる。容疑を否認しているだけに、長い時間を要すことが予想される。
特別検察官チームが朴氏側への贈賄罪に問われているサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告に対して2回目に逮捕状を請求した際も、7時間半にわたり質問が行われた。
質問が終わると、担当裁判長が記録を検討して逮捕の必要性があるかを審理する。
記録が膨大な上、容疑が多岐にわたり、検察と弁護団の激しい意見対立が予想されることから裁判長の記録検討には相当な時間がかかる見通しだ。
李被告の逮捕は審査開始から19時間後の翌日午前5時半ごろ決定した。
そのため法曹界では31日未明に朴氏逮捕の是非が決定されるとの観測が出ている。
ynhrm@yna.co.kr