韓国外交部が日本大使代理に抗議 学習指導要領の撤回求める
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2017.03.31 10:46
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李汀圭(イ・ジョンギュ)次官補は31日午前、在韓日本大使館の鈴木秀生総括公使を駐韓大使代理として呼び、日本で独島の領有権を一方的に主張する小中学校の新学習指導要領が告示されたことに抗議し、撤回を要求した。
鈴木氏は午前9時55分ごろ、外交部に到着したが、記者からの質問には答えなかった。
日本に抗議する場合、一般的には外交部の北東アジア局長が日本大使館の総括公使を呼ぶ。しかし、今回は問題の重大さを踏まえ、次官補が大使代理を呼ぶ形を取った。大使を呼ぶところだが、釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として長嶺安政大使が一時帰国しており、鈴木氏が大使代理の役割を務めている。
これに先立ち、韓国政府は外交部の報道官声明で「強く糾弾し、即刻撤回を求める」と表明した。
mgk1202@yna.co.kr