北朝鮮の核実験可能性 「注視している」=韓国青瓦台
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2017.04.02 16:39
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)関係者は2日、北朝鮮が近く6回目の核実験を行う可能性があるとの見方が出ていることについて、「挑発の可能性を鋭意注視している」と述べた。
青瓦台は国家安保室を中心に非常勤務態勢を維持し、北朝鮮北東部の豊渓里にある核実験場の動きなどを分析する一方、核実験に踏み切った場合の対応方向についても点検しているとされる。
北朝鮮の核実験の可能性を巡り、専門家らは米中首脳会談(6~7日)や最高人民会議(12日)、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日(15日)などに合わせ、過去とは違う規模で核実験を実施する可能性が高いとみている。
北朝鮮が核実験を強行した場合、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相が国家安全保障会議(NSC)を開き、具体的な対応方向を決める見通しだ。韓国政府は北朝鮮が核とミサイル能力の高度化を進めていることに対し、米国など関係国と連携し実効性のある対北朝鮮制裁を取り、圧力を強めるとの立場を示している。
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