金正恩氏 特殊部隊の競技大会参観=韓米圧力に対抗か
金正恩氏 特殊部隊の競技大会参観=韓米圧力に対抗か

米国が軍事的圧力を強め朝鮮半島の緊張が高まる中、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が軍特殊作戦部隊の打撃大会を視察した。党機関紙の労働新聞が13日伝えた=13日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
(END)

北朝鮮の最高人民会議(国会に相当)の第13期第5回会議が11日、平壌で開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が出席したと、朝鮮中央テレビが報じた=12日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
(END)

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長の姿が約9カ月ぶりに北朝鮮メディアに登場した。朝鮮中央通信が10日公開した、平壌・万寿台で故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の銅像に献花する最高人民会議(国会に相当)出席者の写真に与正氏の姿が写っているのが確認された=11日、ソウル(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
(END)

仁川市内の道路や区庁の駐車場などで北朝鮮から飛ばされてきたとみられる宣伝ビラが大量に見つかった。警察によると、ビラには金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長をたたえる内容や韓米合同軍事演習を非難する内容が書かれているという(読者提供)=28日、仁川(聯合ニュース)
(END)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央放送は13日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が北朝鮮軍の「特殊作戦部隊の降下および対象物の打撃競技大会」を参観したと報じた。韓米両国の軍事的な圧力への対抗として、北朝鮮陸海空軍の特殊部隊が攻撃ヘリコプターで韓国の後方に侵入する訓練を実施したとみられる。
朝鮮中央通信はこの競技大会を、「特殊作戦部隊と軽輸送機部隊の合同指揮実現、および敵後方への侵入、対象物の打撃(攻撃)、戦闘状況下での実弾射撃、武装直昇機(ヘリ)編隊の打撃能力を定めることに目的を置いた」と説明し、「白頭山革命強軍の戦闘的な威力を今一度示した」と強調した。

北朝鮮は26日、金正恩(キム・ジョンウン)政権の指導部をターゲットにした韓米軍当局の特殊作戦訓練に反発し、「先制特殊作戦」を実施するとした朝鮮人民軍総参謀部報道官の警告を発表した。朝鮮中央通信を通じた発表に続き、朝鮮中央テレビでも同じ内容の警告をアナウンサーが読み上げた=26日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
(END)
これを見守った金委員長は、「任された任務を自立的、能動的に遂行する戦闘員は、南半部(韓国)の山脈をわがものとして駆け巡る猛虎をほうふつさせる」と満足感を示した。
mgk1202@yna.co.kr