[平昌五輪まで200日]韓国代表 総合4位目指し「熱い夏」
【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪の開幕まで24日であと200日となり、メダル獲得を目指す韓国代表選手は暑さを忘れ練習を続けている。
平昌冬季五輪は来年2月9日、江原道平昌郡の平昌オリンピックプラザで開会式が行われ、17日間にわたり熱戦が繰り広げられる。
開催国である韓国はメダル20個(金8・銀4・銅8)を獲得し、総合4位に入ることを目標に掲げている。
韓国は10年のバンクーバー冬季五輪で歴代最多の金メダル6個(ショートトラック2個、スピードスケート3個、フィギュアスケート1個)、銀メダル6個、銅メダル2個を獲得し、歴代最高の総合5位に輝いた。
スピードスケートやショートトラックなど韓国が得意とする競技だけでなく、ボブスレーやスケルトン、スノーボード、カーリングなどもメダル獲得が期待される。
大会前の最後の夏、選手らは準備に余念がない。
◇お家芸のショートトラック 「金メダル独占」準備
過去の冬季五輪で韓国が獲得した金メダル26個のうち、21個を占める「お家芸」のショートトラック代表チームは4月に平昌五輪に出場する選手男女各5人を確定し、「金メダル独占」の準備をしている。
ショートトラック女子は沈錫希(シム・ソクヒ)と崔ミン禎(チェ・ミンジョン)を筆頭に、次世代のエース金雅郎(キム・アラン)、イ・ユビン、キム・イェジンが出場する。
4年前のソチ五輪ではメダルゼロの屈辱を味わった男子代表チームも、エースのソ・イラとイム・ヒョジュンをはじめ、ファン・デホン、キム・ドギョム、クァク・ユンギが名誉挽回に挑む。
代表チームは30日から来月20日までカナダ・カルガリーでトレーニングを行う計画だ。
◇スピードスケート 五輪3連覇狙う李相花
スピードスケート女子500メートルで3連覇を狙う李相花(イ・サンファ)は現在、カナダで練習を行っている。
バンクーバー五輪の金メダリスト、李承勲(イ・スンフン)はマススタートと団体追い抜きで自身2個目の五輪金メダルを狙い、代表選考会に向け練習中だ。
代表チームは21日まで選手村で練習し、9月初めにカルガリーに移動する。現在の代表チームの資格は10月16日までで、大韓氷上(スケート)連盟は10月中旬に五輪代表選考会を行い、出場選手を決める予定だ。
◇そり、アイスホッケー、カーリングも猛練習
スケルトン男子のユン・ソンビンを筆頭に初のメダル獲得を狙うボブスレー・スケルレトン代表チームは選手村でのトレーニングを経て、今月初めカルガリーに移動した。今月末まで同地で練習を行う。
スノーボード代表チームは来月からニュージーランドでトレーニングを行う予定だ。
アイスホッケー男子代表チームは27日からロシア・ウラジオストク、チェコ・プラハでトレーニングを行う。9月からアジアリーグに出場し、11月2日から代表チームが招集され本格的な五輪体制に入る。
フィギュアスケートは韓国男子のホープ、車俊煥(チャ・ジュンファン)がカナダ・トロントで、女子の崔多彬(チェ・ダビン)、朴韶妍(パク・ソヨン)などは韓国内で選考会に備えている。五輪代表は28~30日に行われる1次選考会を皮切りに、3回の選考会を経て決定する。
カーリング代表チームは8月から9月にかけ、日本やカナダで大会に出場する。五輪で対戦するチームが多く出場すると予想され、実戦感覚を磨く。

2018年平昌冬季五輪の開幕日(来年2月9日)までの日数などを表示する時計塔がソウル市庁前のソウル広場にお目見えした。(左から)国際オリンピック委員会(IOC)のリンドバーグ調整委員長、文化体育観光部の劉東勲(ユ・ドンフン)第2次官、オメガのアッシェリマン最高経営責任者(CEO)、平昌五輪組織委員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長、ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長=8日、ソウル(聯合ニュース)
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来韓中の国際オリンピック委員会(IOC)のリンドバーグ調整委員長が、2018年平昌冬季五輪・パラリンピックの開閉会式が開かれるオリンピックプラザを訪れ、関係者から建設工事の進み具合について説明を聞いている=13日、平昌(聯合ニュース)
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米ニューヨークの繁華街タイムズスクエアで韓国観光公社が23日(現地時間)に開いたテコンドーと韓国料理に関するイベントに、来年韓国で開催される平昌冬季五輪・パラリンピックのマスコットが登場した。現地の子どもたちと記念撮影する平昌五輪のマスコット「スホラン」(左)とパラ大会のマスコット「バンダビ」(観光公社提供)=25日、ソウル(聯合ニュース)
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ソウル・汝矣島漢江公園のイベント広場に来年の平昌冬季五輪・パラリンピックを広報する「2018平昌ビレッジ」がオープンした。来月20日まで開催される「漢江サマーフェスティバル」に合わせ設置された。平昌ビレッジには、アイスホッケーと障害者アイスホッケー、スキージャンプ、カーリング、ボブスレー、スケルトンなどの体験が可能なテーマ広報館がある。週末には特別広報館にショートトラックとクロスカントリー、バイアスロン体験が追加される。会場に設置された五輪とパラ大会のマスコット=21日、ソウル(聯合ニュース)
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