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日本に追いつけ追い越せ 東京五輪へ韓国マラソンが育成に本腰

記事一覧 2017.10.23 14:10

【忠州聯合ニュース】韓国の大韓陸上競技連盟は、1936年のベルリン五輪に日本人として出場した故・孫基禎(ソン・ギジョン)氏が金メダルを獲得したマラソンについて、2020年の東京五輪で同種目の強国、日本を破ることを目標に政府レベルの支援を受けるための方策を積極的に検討する。

忠州で開催中の全国体育大会で男子マラソンに出場したシン・グァンシク選手=(聯合ニュース)

 民族の魂を燃やす代表的種目のマラソンだが、韓国は裾野の広さ、選手層、技量において日本に大きく後れを取っている。男子フルマラソンの韓国記録は2000年に李鳳柱(イ・ボンジュ)氏が残した2時間7分20秒から17年間塗り替えられておらず、近ごろでは2時間10分台を出す選手もいない。

 今年の最高記録はユ・スンヨプのソウル国際マラソンでの2時間14分1秒で、昨年孫明濬(ソン・ミョンジュン)が日本の別府大分毎日マラソンで出した2時間12分34秒が過去4年間の最高記録だ。

 これに比べ、日本の男子マラソンの最高記録は高岡寿成氏が02年にシカゴマラソンでマークした2時間6分16秒で、韓国より1分以上早い。

 また、今年の記録でも2時間8~9分台の選手を10人近く抱えるなど、技量では韓国を上回っていることから、連盟の目標が多少現実離れしているのではないかとの指摘も出ている。

 しかし、連盟とマラソン指導者らは今後3年で韓国選手の記録を2時間9分台に縮めることができると口をそろえる。

 中部の忠清北道・忠州で開かれている全国体育大会を視察中の連盟関係者は23日、「2000年代以降、五輪のマラソンでのメダル獲得選手の記録をみると、金メダルは2時間9分台前半、銀メダルは2時間9分40秒、銅メダルは2時間10分台だ」と説明した。

 これを根拠に、現在の個人最高記録が2時間12~13分台の韓国選手の記録を1年に1分ずつ短縮できれば、20年の東京五輪では日本と対等な競技力を発揮できると強調した。

 5000メートルと1万メートルで走る20~23歳の有望株のうち、スピードに優れた選手をマラソンランナーとして早期育成することもあわせて推進する。

 韓国マラソンの黄金期の主役として活躍し、93年のボストンマラソンで準優勝した韓国電力の金在龍(キム・ジェリョン)監督も「湿度が高く暑い7月末から8月初めに東京五輪が開かれる点を考慮すると、韓国選手が日本選手と同レベルで走るのは可能だ」と見通した。

 世界と格段に実力差のある韓国陸上が五輪でメダルを獲得できる種目としては事実上マラソンが唯一だという点、かつてのマラソン強国として世界に知られる象徴性から、連盟とマラソン指導者らは東京都心に太極旗(韓国国旗)を掲揚できるよう、今後3年間マラソン育成に全力を挙げる。

忠州で開催中の全国体育大会で女子マラソンに出場したアン・スルギ選手=(聯合ニュース)

 陸上競技連盟の金福柱(キム・ボクジュ)専務理事は、「11月に選任する外国人監督にマラソン代表運営の全権を与える予定だ」とし、「男女1人ずつ、2名のコーチが外国人監督を補佐するようにし、マラソン代表チームを新たに運営する」と述べた。

 技術訓練は各選手の所属チームで行うが、基礎訓練は外国人監督の下で集まって行うよう各実業団の監督も合意したという。

 金在龍監督は私見と前置きした上で「現在の選手の訓練量は韓国の全盛期の40%に過ぎず、大きく低下した状態だ」とし、「指導者として、選手からの信頼が低下していることは否めない」として外国人監督の選任を肯定的に評価した。

 同監督は「日本の選手は良い記録を出すのに、なぜわれわれはできないのかを直接学ぶ必要がある」として、連盟が日本の実業団との交流に積極的に乗り出し、合同訓練の機会を提供することで韓国マラソンに活気を吹き込むことができると助言した。

ynhrm@yna.co.kr

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