平昌五輪準備に問題なし 「今後はPRと盛り上げ」=文大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、ソウルと平昌冬季五輪・パラリンピックの会場がある江陵とをつなぐ高速鉄道(KTX)「京江線」に試乗した。大会の広報大使を務める文大統領は「平昌五輪の準備が着実に進められている。京江線が22日に開通し、交通インフラも年内に完備され、準備事項には問題がない。これからはPRと盛り上げが重要だ」と述べた。

平昌冬季五輪の開幕まであと73日となった。江陵スピードスケート競技場では屋根に五輪のマークを描く作業が終了するなど、会場の整備が着々と進められている=28日、江陵(聯合ニュース)
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領はソウルと平昌冬季五輪・パラリンピックの会場がある江陵とをつなぐ高速鉄道(KTX)「京江線」に試乗し、江陵駅に到着した。同地では平昌五輪のボランティアのワークショップ会場を訪れ、「皆さんは最前線でお客さんを迎える平昌の顔」と述べるなど激励した。記念撮影を行う文大統領とボランティア=19日、江陵(聯合ニュース)
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この日は平昌五輪の入場券を購入した市民のうち、抽選で選ばれた20人も参加する試乗会だった。参加者は列車内で文大統領と弁当を食べた。文大統領と市民らが乗ったのは大統領専用の高速列車で、大統領専用列車が導入された1979年以降、一般市民が大統領と共に乗ったのは初めて。
文大統領は「平昌五輪とパラリンピックは国民皆が共に参加する祝祭になると思う」と期待感を示した上で「夏季と冬季五輪、サッカーワールドカップ(W杯)、世界陸上選手権の4大会を開催することが国際スポーツイベントのグランドスラムとして認められているが、今回、冬季五輪を開催すれば4大会を開く5番目の国となる」と説明した。
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