カーリング韓国女子は平昌五輪の「大スター」 IOCが紹介
【ソウル聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)は1日(日本時間)、平昌冬季五輪で活躍した選手を「平昌五輪のヒーローたち」と題してウェブサイトで紹介し、カーリング女子韓国代表も取り上げた。
IOCは「今回の第23回冬季五輪で、『ニンニク少女』と呼ばれた5人の強いカーリング女子韓国代表より大きな注目を集めたスターはほとんどいない」とし、選手らがニンニクの産地として有名な慶尚北道・義城出身であることから「ニンニク少女」の別名が付いたことなどを紹介した。
また、冷静なスキップ(司令塔)のキム・ウンジョンが率いるカーリング韓国女子代表は全員、姓がキムであるとし、平昌五輪では世界の強豪チームを相手に連勝し、ソーシャルメディアでセンセーションを巻き起こしたと説明した。
さらに「韓国代表は決勝でスウェーデンに敗れたが、獲得した銀メダルは記念碑的なものであり、この競技で初めて韓国にもたらされたメダルになった」と紹介した。
IOCは平昌五輪で金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得し、冬季五輪で過去最多となる通算15個のメダルを獲得したノルディックスキー距離女子のマリット・ビョルゲン(ノルウェー)を最初に紹介した。
そのほかにはスノーボード女子パラレル大回転とアルペンスキー女子スーパー大回転の2種目で金メダルを獲得したチェコのエステル・レデツカ、スピードスケート女子1000メートルで金メダル、スピードスケート・ショートトラック女子3000メートルリレーで銅メダルを獲得したヨリン・テルモルス(オランダ)、3個の金メダルを獲得したバイアスロンのマルタン・フールカデ(フランス)、フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成した日本の羽生結弦などを挙げた。

平昌冬季五輪第15日の23日、カーリング女子の決勝トーナメント準決勝があり、韓国は延長の末、日本を8―7で下し銀メダル以上を確定させた。25日の決勝でスウェーデンと金メダルをかけて戦う。勝利を決めた後、歓喜する韓国代表=23日、江陵(聯合ニュース)
(END)

平昌冬季五輪最終日の25日、カーリング女子の決勝があり、韓国は過去2回優勝のスウェーデンに3-8で敗れ銀メダルに終わった。試合後、涙を流すスキップのキム・ウンジョン(左)ら韓国代表=25日、江陵(聯合ニュース)
(END)

平昌冬季五輪最終日の25日、カーリング女子の決勝があり、韓国は過去2回優勝のスウェーデンに3-8で敗れ銀メダルに終わった。韓国は1次リーグを8勝1敗の首位で通過。23日の準決勝で日本を下し、アジア勢初の決勝進出を決めた。しかし決勝では1次リーグで勝利したスウェーデンに黒星を喫した。表彰式で銀メダルを首にかけ観衆に手を振る韓国代表=25日、江陵(聯合ニュース)
(END)
yugiri@yna.co.kr