南北・米朝首脳会談 「朝鮮半島の運命変える」=文大統領
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2018.03.16 15:28
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、釜山新港で開かれた「釜山港未来ビジョン宣布式」に出席し、4月末の南北首脳会談と5月までに開催予定の米朝首脳会談を「世界史的な大転換だ」として、「この機会を生かして南北朝鮮をつなげば朝鮮半島の運命も劇的に変わり、世界に跳躍する大韓民国の夢が現実になるだろう」と述べた。
文大統領は、釜山がユーラシア大陸と東南アジア諸国、インドに至る広大な大洋をつなぐ北東アジアの物流拠点都市になると述べ、文政権の新北方・新南方政策の成功可否も釜山港の革新にかかっていると強調した。
続けて上海やシンガポール、ロッテルダムなど世界のハブ港湾がターミナルの大型化とスマート港湾への転換に拍車をかけていると指摘。韓国は世界最高レベルの情報通信技術を活用してスマート海上物流システムを構築し、自動運航船舶、超高速海上通信網、スマート港湾を連携した第4次産業革命時代の世界的な港湾モデルを先導すべきだと説いた。
また、文大統領は中核技術に対する研究開発への支援と釜山港の先端化のための積極的な投資を約束した。
ynhrm@yna.co.kr