李元大統領の逮捕状審査 取りやめ=裁判所あす方針決定
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2018.03.21 17:59
【ソウル聯合ニュース】巨額収賄などの容疑で韓国の検察が請求していた李明博(イ・ミョンバク)元大統領の逮捕状の発付可否を決める令状審査が予定されていた22日午前に行われないことになった。逮捕状の請求を受けたソウル中央地裁の関係者が21日、明らかにした。
同関係者によると、李氏が先週の検察の取り調べで自らの立場を十分に明らかにしたとして審査に出席しない意向を20日に示したことを受け、検察は勾引状を執行しないまま裁判所に返還。これを受け、22日午前10時半に開始予定だった審査の取りやめが決まった。
裁判所は関連資料や法律を検討した上で、再び勾引状を発付するのかや、容疑者不在のまま李氏の弁護士と検察だけで審査を行うのかなどを22日中に決めるという。審査を行わず書類だけで可否を決めることも念頭に最終決定を下すという。
sarangni@yna.co.kr