文大統領がベトナムを国賓訪問 国家主席らと会談へ
記事一覧
2018.03.22 16:24
【ハノイ聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日午後、大統領専用機でベトナム・ハノイに到着した。国賓として招かれた文大統領はベトナム国家主席室長官や外交次官、駐ベトナム大使の出迎えを受けた。24日まで同国に滞在した後、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、28日に帰国する。
2泊3日の日程で、文大統領は最初にサッカーのベトナム代表を指導する韓国人監督の朴恒緒(パク・ハンソ)氏を訪ね、練習を見学する。朴監督は1月に23歳以下(U―23)アジア選手権でベトナムを準優勝に導き、現地で大きくたたえられている。
文大統領は前日、現地紙とのインタビューで韓国・ベトナム間のスポーツ協力を拡大していく考えを示した。
続いて、韓国の政府系シンクタンク、韓国科学技術研究院(KIST)をモデルにした韓国・ベトナム科学技術研究院(VKIST)の着工式に出席する。20年に完成予定。両国が折半出資する。
夜は宿泊先で、現地に暮らす韓国系住民との懇談会を開く。
訪問2日目の23日は、チャン・ダイ・クアン国家主席と会談を行う。最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長やグエン・スアン・フック首相とも会う予定だ。
24日は宿泊施設近くの大衆食堂で地元住民と一緒に朝食を取りながら交流した後、UAEへ出発する。
ynhrm@yna.co.kr