韓国芸術団の平壌公演 テコンドーあわせ190人規模に
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2018.03.27 17:29
【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部の黄星雲(ファン・ソンウン)報道官は27日、会見を開き、韓国芸術団が4月に行う北朝鮮・平壌公演を準備するための事前視察団の訪朝結果などを説明した。韓国側は公演に合わせ同部の都鍾煥(ト・ジョンファン)長官率いる訪朝団を派遣。訪朝団は芸術団(約160人)、テコンドー演武団(約30人)、公演スタッフ、取材陣、政府関係者らをあわせると190人余りに上り、金浦空港からの直航便で平壌入りする予定だ。今月29日に公演スタッフが現地に向け出発し、本陣は31日に訪朝する。
芸術団には新たにピアニストのキム・グァンミンさんと歌手のカン・サネさんが加わることが決まった。公演にはチョー・ヨンピルさんら大物歌手、ガールズグループのRed Velvet(レッドベルベット)や少女時代のソヒョンさんらが出演することが既に決まっており、11のアーティストが参加することになる。出演が一部で取り沙汰されていた人気歌手のPSY(サイ)さんは訪朝しない。
黄報道官は、曲目や司会者など公演の詳細について「北側と協議を続けている」とした上で、出演者らが現地に到着した後に変更される可能性もあると説明した。
芸術団は4月1日に東平壌大劇場で単独公演を、同3日に柳京鄭周永体育館で北朝鮮の歌手、演奏者との合同公演を行う。公演はいずれも約2時間で、合同公演の前日にはリハーサルも行う。
また、合同公演の様子は南北が共同で番組を制作し、録画放送する。
テコンドー演武団は4月1日に単独公演を、翌2日に北朝鮮演武団との合同公演を行う。
一行は合同公演終了後の3日夜に韓国に戻る。
hjc@yna.co.kr