金正恩氏の訪中発表 「誠意尽くした歓待受けた」=北朝鮮
記事一覧
2018.03.28 11:02
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の官製メディア、朝鮮中央通信が28日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が訪中したことを報じた。
同通信は、金委員長が中国の習近平国家主席の招きで25~28日に中国を非公式訪問したと報じた。夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏のほか、崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長、朴光浩(パク・グァンホ)党副委員長、李洙ヨン(リ・スヨン)党副委員長、金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長兼統一戦線部長らが同行したという。
金委員長は26日に北京に到着し、北京駅で出迎えた中国共産党幹部や駐中国北朝鮮大使らとあいさつを交わした後、オートバイに護衛された車両で釣魚台迎賓館に向かった。
その後、人民大会堂で金委員長の中国訪問を歓迎する行事が開かれ、金委員長と習主席の会談が行われた。中朝首脳会談の終了後、習主席と彭麗媛夫人は金委員長に贈り物を渡し、金委員長は謝意を示したという。
また同通信は金委員長が27日に中国科学院を訪れて展示場を視察したと伝えた。
今回の訪中については、中国共産党と政府の指導者が初訪中の金委員長を熱烈に歓迎し、最大限の誠意を尽くして歓待したと報じた。
ynhrm@yna.co.kr