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電撃外交デビューの金正恩氏に世界が注目 ロシアとの首脳会談可能性も

記事一覧 2018.03.28 14:18

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中国の習近平国家主席と首脳会談し、国際外交舞台に突如デビューした。4月末に韓国との首脳会談、5月中旬か下旬ごろには米国との首脳会談を控えており、金氏の言動に国際社会の耳目が集まる見通しだ。

握手する金正恩氏(左)と習近平氏=(新華社=聯合ニュース)

 北朝鮮の朝鮮中央通信や中国国営中央テレビなど中朝メディアは28日、金氏が北京を訪問して習氏と26~27日に首脳会談を行ったと報じた。北朝鮮の最高指導者として初の外遊、初の首脳会談となった。

 訪中の背景には、北朝鮮の非核化と朝鮮半島の平和体制構築を話し合う南北、米朝の首脳会談を前に、今後の交渉で中国の協力を得る目的があるようだ。一方の習氏は朝鮮半島問題で蚊帳の外に置かれることを危惧し、朝鮮半島での自国の役割を拡大する狙いで金氏と会談したとみられる。

 中朝首脳会談が電撃的に行われたことで、4月末に軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれる予定の南北首脳会談は金氏の2度目の首脳会談になる見通しだ。

 会談では非核化や平和体制構築など朝鮮半島の安全保障懸案が包括的に扱われる見込みで、先ごろ訪朝した文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の特使団から外交スタイルを「率直で大胆」と評価された金氏が思い切った提案をする可能性もある。

 金氏は5日に特使団と会った席で「体制の安全が保証されれば核を保有する理由がない」と述べ条件付きでの非核化へ意欲をみせるなど、敏感な問題に関しても立場を示した。

 今回の習氏との会談でも「(祖父の)金日成(キム・イルソン)主席と(父親の)金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓に従い朝鮮半島の非核化の実現に力を尽くすことは、われわれの変わらない立場だ」と述べ、非核化に取り組む姿勢をみせた。

 中国、韓国との首脳会談を経て5月に米国と開く首脳会談は、金氏が非核化と体制保証を巡りトランプ大統領と直談判する外交のハイライトになる見通しだ。

 一部では、ロシアを味方につけておくため米朝首脳会談の前にプーチン大統領との首脳会談に臨むとの観測も出ている。韓国国家戦略研究院のムン・ソンムク統一戦略センター長は「今回の首脳会談は、北としては韓国、米国との首脳会談を控え中国の力添えが必要であり、中国としても北への影響力が必要だったために実現した。北はロシアとも協力することが有利になるため、首脳会談を推進する可能性がある」と話している。

tnak51@yna.co.kr

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