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「先に核放棄」の非核化方式は北朝鮮に適用できず=韓国大統領府

記事一覧 2018.03.30 10:57

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は30日、「先に核を放棄し、その後で補償(支援)を行う」といういわゆるリビア方式の非核化について、「北への適用は不可能」との見解を示した。

5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談の結果に世界の注目が集まっている=(聯合ニュースTV)

 同高官は記者団に対し、私見と断った上で「北の核問題は25年に及ぶが、テレビの電源コードを抜けばテレビが消えるように、一括妥結宣言をすれば非核化が終わるものではない。検証と核廃棄は順々に踏んでいくしかないのが現実だ」と述べた。

 同高官は、青瓦台の非核化構想について問われると「テーブルに着く当事者たちの考えは違うはずだ。われわれの考えがあるというより、仲裁者として異なる意見を調整して折り合いを付ける(ことが目標だ)」と答えた。

 リビア式の非核化は、トランプ米大統領が国家安全保障担当の大統領補佐官に起用したボルトン元国連大使など、米国の対北朝鮮強硬派の間で北朝鮮核問題の解決方法として取り沙汰されている。ただ、トランプ氏はまだ非核化の具体的な方法論に言及していない。

 今週訪中した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、中国の習近平国家主席との会談で、非核化と関連し「段階的、同時的な措置」に言及した。非核化まで段階別に「行動対行動」の形で取引をしようというもので、リビア式を拒んだとの見方もある。

 同高官は一方、青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)と中国共産党の楊潔チ政治局員による前日29日の会談で、「金正恩委員長の訪中結果について非常に細かい部分まで詳細に説明を受けた」と伝えた。

 また、中国側と政治、文化、社会、経済、人的交流など幅広く意見を交わしたとし、「特に中国人観光客の訪韓問題は確実に話をした」と説明した。だが、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に関する議論があったかどうかを問われると「分からない」と答えた。THAAD配備に反発する中国が韓国への団体旅行を制限していることで、訪韓中国人客は以前よりも大きく減っている。

 一方、29日に開かれた南北閣僚級会談で北朝鮮代表団の団長を務めた対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長は、南北首脳会談の議題について記者団に「北南(南北)関係で提起される全ての問題」と述べたが、同高官は「南北間で首脳会談の議題が異なるわけではない。どの時点で議題を決定するかに対するスケジュール程度の違いだ」と説明した。南北は閣僚級会談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩氏による首脳会談を4月27日に開催することで合意した。

tnak51@yna.co.kr

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