金正恩氏「感動で胸いっぱい」 韓国芸術団の平壌公演に=北メディア
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2018.04.02 09:17
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日に東平壌大劇場で開かれた韓国芸術団の公演を鑑賞したと報じた。金委員長は公演後、出演者一人一人と握手を交わし、「わが人民たちが南側の大衆芸術に対する理解を深め、心から喜ぶ姿を見て胸がいっぱいとなり、感動を禁じ得なかった」と話したという。
また、同通信は金委員長が「芸術団の平壌公演は『春が来る』という題名と共に、北と南の民族に平和の春を呼んでくれた」として、「芸術団の平壌訪問が民族の一つになった姿を誇示する意義ある契機になってほしい」と期待感を示したことや、韓国芸術団と記念写真を撮影したことなどを伝えた。
公演には金委員長の夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏や妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長らが同行した。
1日夜、約2時間10分にわたって行われた公演には歌手チョー・ヨンピルさん、ガールズグループのRed Velvet(レッドベルベット)のほか、チェ・ジニさん、イ・ソニさん、ユン・ドヒョンさん、ペク・チヨンさん、ALi(アリ)さん、ジョンインさん、カン・サネさん、少女時代のソヒョンさん、ピアニストのキム・グァンミンさんの11組が出演し、計26曲を披露した。
同通信は公演について、「南側の有名な人気俳優が出演し、愛唱曲を熱唱した」とした上で「出演者は北と南が一つとなり、和合の舞台が設けられた(ことに)興奮と激情を抑えられなかった」と紹介した。
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