ビニールなどごみ回収問題 官庁が早急に対策策定へ=韓国
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2018.04.02 11:35
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は2日の懸案点検会議で、首都圏を中心にリサイクル業者がマンションから出る廃品のビニール製品と食品トレーなど発泡スチロールの回収を中断し、住民の間に混乱が広がっている問題を取り上げた。青瓦台関係者は記者団に「市民に不便がないよう、官庁で対策を急いで講じる予定だ」と伝えた。
リサイクル業者は不用品を回収する際、一緒にビニール製品と発泡スチロールも回収していた。しかし、再利用できる資源ごみを多く輸入してきた中国が昨年末で受け入れを制限したことから、輸出に行き詰り、採算性が悪化。業者は4月1日からビニール製品と発泡スチロールは回収しないと通知した。
環境部や自治体は、きれいに洗ったビニールと白色の発砲スチロールは回収すると案内したが、マンションの管理事務所などではこれらの廃品を出さないよう掲示するところもあり、住民が混乱している。
mgk1202@yna.co.kr