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北朝鮮高官が異例の謝罪 平壌公演の韓国取材団入場制限で

記事一覧 2018.04.02 16:25

【平壌(共同取材団)、ソウル聯合ニュース】1日に行われた韓国芸術団の平壌公演で、韓国側報道陣の会場への入場が制限されたことについて、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長が2日午前10時ごろ、報道陣の宿泊先の高麗ホテルで緊急懇談会を行い、謝罪した。北朝鮮高官が取材制限などで韓国側に謝罪するのは極めて異例。

公演後、韓国芸術団の出演者らとあいさつする金委員長(中央)=1日、平壌(朝鮮中央通信=聯合ニュース)

 金氏は「南側で(2010年に起きた韓国海軍哨戒艦の)天安艦撃沈事件の主犯と言われているのが私」と自己紹介し、報道陣を驚かせた。同撃沈事件を主導した人物の一人とされる金氏は、平昌冬季五輪の閉会式に合わせて北朝鮮の高官代表団の一員として訪韓した際、韓国内では反発する声が上がった。

 同氏は取材制限について「自由に撮影できなくするのは間違ったことだ」と述べた上で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が前夜の公演を鑑賞したことに触れ、金委員長が訪れた特別な行事で、警護担当者と公演担当者の連携がしっかり取れていなかったためだと釈明した。

 また、「(取材できなかった悔しさを)十分理解する」「我々が招いた大事な客なのに…二度とそういうことがないようにする」などと複数にわたり陳謝した。

 報道陣の一人が平壌の春の風景を取材できるようにしてほしいと要請すると、金氏と同席した当局者が「(皆さんの)気持ちを和らげるという見地から日程を調整する」と応じた。

 北朝鮮で行事が開催される際、韓国と北朝鮮側の間に摩擦が生じるケースはたびたびあるが、北朝鮮高官が今回のように謝罪した例はほとんどない。金氏の謝罪は単なる意思表明にとどまらず、当時の状況の詳しい説明や複数にわたる再発防止の約束があり、注目を集めた。

 金委員長が韓国芸術団の公演を鑑賞し、南北関係改善への意思をアピールしたため、取材制限で問題が生じることを懸念したことを受けての措置とみられる。

 韓国報道陣は公演当時、北朝鮮側の制止によりカメラマン1人を除いて会場に入れず、メーク室にあるモニターで公演の様子を確認した。だが、画質が鮮明ではなく、ボリュームの調整にも限界があった。会場にいなかったため観客の反応も十分に確認できなかった。

 会場の警備員たちは金委員長らがいる2階に韓国の報道陣が近づけないよう指示を受けたが、一部が誤解し、会場への出入りを禁じたようだ。

韓国テコンドー演武団が平壌公演

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金正恩氏 韓国公演を鑑賞
北朝鮮紙 韓国芸術団の平壌公演報じる
正恩氏夫妻 韓国芸術団公演に拍手

kimchiboxs@yna.co.kr

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