韓国の外貨準備高 2カ月ぶり増加=過去最高更新
記事一覧
2018.04.04 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日発表した3月末現在の外貨準備高は3967億5000万ドル(約42兆1500億円)で、前月末に比べ19億5000万ドル増加した。2カ月ぶりに増加に転じ、過去最高を更新した。外貨準備高は昨年11月から3カ月連続で過去最高を更新したが、2月に4カ月ぶりに減少していた。
米ドル安でユーロや円などドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増えたことが外貨準備高の増加につながった。
項目別では、有価証券が3630億8000万ドルで21億4000万ドル減少した。預金は238億2000万ドルで40億9000万ドル増加。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は1000万ドル増の34億3000万ドル、IMFリザーブポジションは16億3000万ドルで変動がなかった。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。
韓国の外貨準備高は2月末時点で世界9番目の規模だ。
中国が3兆1345億ドルで最も多く、次いで日本(1兆2617億ドル)、スイス(8256億ドル)、サウジアラビア(4872億ドル)、台湾(4567億ドル)の順だった。
ikasumi@yna.co.kr