韓国映画監督のホン・サンス氏が離婚調停へ 妻が訴訟に応じる
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2018.04.05 11:03
【ソウル聯合ニュース】韓国映画監督のホン・サンス氏が離婚訴訟中の妻と、正式裁判の代わりに話し合いによって離婚するための調停手続きを再び踏むことになった。
法曹界によると、ソウル家庭裁判所はホン氏が妻を相手取り起こした離婚訴訟について、調停に付す決定を先月23日に出した。
正式裁判の代わりに調停が行われることになったのは、これまで訴訟に応じていなかった妻が最近になって訴訟代理人を選任するなど対応に出たためとみられる。
離婚案件は一般的に、調停が不成立に終わった場合に正式裁判に移行する。ホン氏は2016年11月に離婚調停を申し立てたが、当時の裁判所はさまざまな状況から調停による解決は難しいと判断し、調停を行わない決定を下した。17年12月にホン氏は正式に離婚訴訟を起こしたが、実質的な審理は行われていなかった。
ホン氏は、自身が監督を務めた15年9月公開の映画「今は正しくあの時は間違い」に主演した女優キム・ミニさんとの不倫疑惑が取り沙汰された。2人は17年3月、ホン氏がメガホンを取り、キムさんが主演した映画「夜の浜辺でひとり」試写会後の懇談会で恋人関係と認めた。2人が最近別れたとの報道もある。
tnak51@yna.co.kr