朴前大統領に懲役24年の一審判決 弁護人「残念」
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2018.04.06 16:42
【ソウル聯合ニュース】サムスングループなどの大企業から多額の賄賂を受け取った収賄罪などに問われた韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(66)の判決公判が6日午後に開かれ、ソウル中央地裁は懲役24年、罰金180億ウォン(約18億円)を言い渡した。朴被告の国選弁護人は判決後、記者団に対し、「最善を尽くしたが判決結果があまりにも悪く、残念だ」と述べた。検察は懲役30年、罰金1185億ウォンを求刑していた。
また弁護人は「控訴審や大法院(最高裁)で別の判断が下されると信じている」と述べた。その上で、「被告の利益のため最後まで最善を尽くす」と表明し、「真実はいずれ明らかになる」と主張した。
弁護人は朴被告が拒否し、一度も接見できなかったことに関し、「その点については話さない」と述べた。
控訴するかどうかについては、「どんな方法を取ってでも朴前大統領の意思を確認し、追って公表する」とした。
kimchiboxs@yna.co.kr