[韓流]イ・チャンドン監督の「バーニング」 カンヌ映画祭コンペ部門に
記事一覧
2018.04.12 20:56
【ソウル聯合ニュース】5月に開幕するフランスのカンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に、イ・チャンドン監督の新作映画「バーニング」(原題)がノミネートされた。映画祭事務局が12日(現地時間)、記者会見で発表した。
同作は村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作で、3人の若者の間で繰り広げられるミステリアスな事件を描く。俳優ユ・アインが主人公のジョンスを演じる。
イ監督の作品がコンペ部門に選出されたのは、2007年の「シークレット・サンシャイン」、2010年の「ポエトリー アグネスの詩」に続き3作目。イ監督は2011年のカンヌ映画祭の批評家週間で審査委員長も務めた。
このほかに韓国映画ではユン・ジョンビン監督の「工作」(原題)がミッドナイト・スクリーニング作品として上映される。
同作は北朝鮮の核開発の実体を把握するため北朝鮮に潜入した韓国のスパイが、南北の高官による取引の存在に気付いたことから繰り広げられる諜報(ちょうほう)戦を描いた。
yugiri@yna.co.kr