[韓流]チャン・ドンゴン 米リメーク作品で6年ぶりドラマ主演
【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優、チャン・ドンゴンが23日、KBS第2で25日午後10時から放送されるドラマ「スーツ(SUITS)」(原題)の制作発表会に出席した。ドラマ出演は「紳士の品格」(2012年)以来6年ぶり。
米国でシーズン7を放送中の人気ドラマをリメークした本作で、チャン・ドンゴンは韓国最高の法律事務所の敏腕弁護士チェ・ガンソク役を演じる。法廷に立つ前に勝つという伝説の弁護士で、能力、財力、外見、ユーモア、自信の全てを兼ね備えた男性だ。
成功街道を歩んでいた主人公が、学歴はないが天才的な記憶力と共感能力を持つ青年、コ・ヨンウ(パク・ヒョンシク)を雇うことから、2人の法廷での物語が始まる。
チャン・ドンゴンは制作発表会で、今回の作品を選んだ理由を「最近出演した作品は少し暗かった。また、悲運の主人公が多かったので、明るく軽快な作品をやりたいと考えた」とし、「そんな中『スーツ』に出会い、快諾した」と説明した。
また「紳士の品格」と「スーツ」は明るく軽快な点で似ているが、キャラクターがかなり異なるとし、「ブロマンス(男同士の友情)も『紳士の品格』では40代の中年男性の話だったが、今回は全く違う」と強調した。
役柄と実際の姿はどれほど似ているかとの質問には、「能力、財力、外見、自信、ウイットなどほとんど一致しているようで、演じるのはあまり難しくない。ウイットを少し補充しているところだ」と冗談めかして答えた。
19歳年下の後輩俳優、パク・ヒョンシクとの共演については「まだ前半だが楽しく撮影している」とし、「今は台本に合わせてポイントをつかんでいく段階だが、中盤以降はアドリブも期待できそうだ。楽しくやれるように息を合わせているところだ」と親近感を示し、年齢差を感じさせないほど話がよく通じると語った。
原作ドラマと比較されることに関しては「原作を見ていない状態で出演を決めた」とし、「(出演)決定後に原作を見たが、面白く魅力的だった。だが原作の真似になりそうで、シーズン1の半ばまで見て止めた。われわれの作品には米国ドラマと違う魅力があると信じている。現地化が上手くいった」と話した。
視聴率については「15%を超えたらシーズン2に出演する」と請け合った。
「スーツ」はチャン・ドンゴンとパク・ヒョンシクという人気俳優の共演で話題を呼んだ。完璧なスーツ姿と華麗な話術で武装したセクシーな2人の演技とブロマンスが最高の見どころだ。
制作陣はもう一つの見どころとして、法廷に入らずに勝つ方法を知っている上位1%の弁護士の姿を描いた点を挙げる。制作会社は今回のドラマを創立当初から企画してきたとして、完成度に自信を見せた。
演出を担当するキム・ジンウプロデューサーは「原作がある作品だが、真似をしようとせずに解釈することにした」とし、「ただあまりに韓国的に変えると原作の情緒が壊れるので、気をつけている」と述べた。
「スーツ」にはチャン・ドンゴン、パク・ヒョンシクのほか、チン・ヒギョン、コ・ソンヒ、チェ・ジョンアン、チェ・グィファなどが出演する。
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