南北首脳 北朝鮮への共同連絡事務所設置で合意
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2018.04.27 18:06
【高陽聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は27日、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で会談し、北朝鮮・開城に共同連絡事務所を設置することで合意した。また、8月15日の光復(日本による植民地支配からの解放)節に合わせ、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事開催を推進することにした。
両首脳はこうした内容などが盛り込まれた「朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言」に署名した。
宣言文は「南と北は当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を円満に保障するため、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城地域に設置することにした」と明記。「民族の分断で発生した人道的問題を迅速に解決するため努力し、南北赤十字会談を開催して離散家族・親戚の再会をはじめとする諸問題を協議、解決していくことにした」として、「8・15を機に離散家族・親戚の再会を進める」と宣言した。
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