昨年の主要ニュースを1冊に 「聯合年鑑18年版」発刊=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースは2日、総合時事情報資料集「聯合年鑑」の2018年版を発刊した。
約150人の執筆陣が参加し、政治、経済、社会、文化、スポーツなど国内外で起きた主なニュースや各種統計、図表などを収録した。
特集では韓国憲政史上初の大統領罷免に伴い前倒しで実施された大統領選と、文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足に焦点を当てたほか、南東部の慶尚北道・浦項で発生した地震の影響による大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)の延期、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備による韓中関係の悪化と雪解け、市民の意見を取りまとめて決定された新古里原発5・6号機(蔚山市)の建設続行などのニュースを取り上げた。
本文では分野別のニュースを写真とグラフィック、図表とともに体系的に編集し、重要な事件・事故を分かりやすく要約・整理した。
各国の地図や面積、人口、言語など概要のほか、現況も掲載した。
資料編では統計、一覧、主要演説・発表文、国会本会議で可決された主要法案、歴代の政府機関トップ、文在寅政権の設計図といえる100大国政課題など、多様なデータを収録した。
北朝鮮編では、急変する北朝鮮情勢と現況を、聯合ニュースが独占配信する朝鮮中央通信や朝鮮中央テレビの報道など各種資料を分析してまとめた。また、北朝鮮の行政区域や金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の主要な演説・発表文、北朝鮮の昨年の10大ニュース、年表、主要人物の学歴や経歴なども収録した。
1416ページで価格18万ウォン(約1万8000円)。購入問い合わせは聯合ニュース出版部(02-398-3591・3593)まで。
ynhrm@yna.co.kr