南北会談 朝鮮半島非核化への重要な転機=韓・トルコ首脳
記事一覧
2018.05.02 14:53
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と国賓として訪韓したトルコのエルドアン大統領は2日、青瓦台(大統領府)で首脳会談を行い、4月27日に開かれた南北首脳会談について、「朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着、持続可能な南北関係発展にとって重要な転機となった」と評価し、非核化問題などでの連携を確認する共同発表文を採択した。
文大統領は南北会談で朝鮮半島にこれ以上戦争はなく、国際社会と協力し平和や繁栄、共存の新しい道を切り開いていくと強調。エルドアン大統領は「完全な非核化」などを盛り込んだ「板門店宣言」を歓迎し、朝鮮半島や北東アジア、世界の平和と繁栄の新しい歴史に向けた韓国の取り組みへの支持を表明した。
会談後は高等教育や情報通信技術(ICT)、産業、保健医療の協力に関する覚書(MOU)をそれぞれ締結した。
kimchiboxs@yna.co.kr