韓米政府 米朝首脳会談の場所調整か=韓国高官が米国入り
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2018.05.04 09:27
【ワシントン聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)が3日午前(米東部時間)、非公開でワシントン入りした。複数の外交消息筋が伝えた。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談し、今月中の開催が予想される米朝首脳会談の場所などについて協議する可能性がある。
トランプ米大統領は先月30日の記者会見で、「シンガポールなど、多くの国が開催地として検討されている」とした上で、「第三国ではなく、(韓国と北朝鮮の軍事境界線がある)板門店で開催すれば大きな記念行事になる」との見解を示した。また、板門店での開催案について、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と議論し、文大統領を通じ北朝鮮にも伝えたと話した。
このため、韓国が米朝の仲介役を自任する中、鄭氏が米朝首脳会談の場所を巡り北朝鮮と協議した結果を伝え、米国側と最終調整を行う可能性があるとされる。
鄭氏は南北首脳会談(4月27日)を控えた先月24日にもワシントンでボルトン氏と会談した。
csi@yna.co.kr