文大統領がカナダ首相と電話会談 朝鮮半島問題で協力約束
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2018.05.04 16:37
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、カナダのトルドー首相と電話会談を行い、「主要7カ国(G7)が南北首脳会談と米朝首脳会談の結果を支持してくれれば朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の助けになる」と述べた。青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が伝えた。
この日の電話会談は午前9時から約35分間行われた。トルドー首相は文大統領から南北首脳会談の結果を聞き「カナダが韓国の良き友人として朝鮮半島の平和に寄与できるなら、喜んで手助けする」と述べた。
また、6月初めにカナダ・ケベックで開かれるG7首脳会議(サミット)で、各国の首脳と共に朝鮮半島問題について踏み込んだ対話を交わしたいとの立場を示した。
このほか、カナダ東部のトロント市内で先月、ワゴン車が歩道に突っ込み韓国人を含む多数の死傷者が出た事件についても意見交換し、トルドー首相は対応に最善を尽くすと強調した。
文大統領とトルドー首相の電話会談は、昨年5月と今年3月に続き、今回で3回目。
ynhrm@yna.co.kr