米朝会談の時期・場所　「今週初めに発表」＝韓国大統領府高官

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）の高官は８日、記者団に対し、米朝首脳会談の時期や場所の発表について、「今週初め（米現地時間）になると承知しているが、現在どうなっているかは分からない」と述べた。

　韓国の文正仁（ムン・ジョンイン）大統領統一外交安保特別補佐官は７日、韓国メディアＪＴＢＣのインタビューに応じ、米ホワイトハウスの関係者の話として、米朝会談の時期などの発表に関し、「きょうか明日発表する可能性が非常に高い」と述べた。

　同高官は米朝会談を巡る韓米政府間の連携について、鄭義溶（チョン・ウィヨン）国家安保室長（閣僚級）とボルトン大統領補佐官（国家安全保障担当）が緊密に意見交換しているとしながらも「公開できる内容に限界がある」と強調した。

　米側が生物・化学兵器を含む大量破壊兵器の放棄を取り上げ、北朝鮮側が反発するなどの駆け引きが行われているとの見方に関しては「決定的な局面を控え、いろいろな意見が噴出している」と述べた。

　北朝鮮の高官とされる人物が中国の遼寧省大連市を訪問したとみられる動きがあることについては、「具体的な内容は話せないが、鋭意注視している」と言及した。

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