訪中した金正恩氏 帰国時に習主席宛ての書簡「戦略的協力が緊密に」
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2018.05.09 08:45
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、中国を訪問した金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が帰国の途に就く際、習近平中国国家主席に感謝の書簡を送ったと報じた。金委員長は今回の訪中と会談を「朝中(中朝)間の戦略的な協同をより緊密にし、朝鮮半島地域での恒久的で堅固な平和の構築へ積極的に貢献することになる」と評した。
金委員長は習氏への書簡で、歓待に対する感謝の言葉を伝えた後、「朝中親善が新時代の求めに合わせ昇華、発展している意味深い歴史的な時期」としながら、今回の会談について「私たちの間の特別で親密な関係と友情、同志としての信頼を一層増進させ、朝中両国の社会主義の偉業に対する支持と協調を強化し、朝中親善をより活力に満たし進展させていく重要な動力になった」と述べた。
金委員長は7、8の両日、遼寧省大連市を訪問し、習氏と会談した。両者は3月下旬にも北京で会っている。今回は、米朝首脳会談を控え、中朝の戦略的な協力策を話し合ったとみられる。
mgk1202@yna.co.kr