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金正恩氏 韓中首脳に敬称用いる=トランプ大統領にも?

記事一覧 2018.05.09 16:16

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮・朝鮮中央通信の9日の報道によると、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が8日に中国の大連から帰国の途に就く際、習近平国家主席に送った書簡で、習主席に対し敬称を使ったことが確認された。

金委員長が習主席に送った書簡=(労働新聞=聯合ニュース)

 正恩氏は書簡で「われわれを温かく迎え、誠心誠意歓待してくれた敬愛する習近平同志に衷心から感謝のあいさつを申し上げる」とし、「敬愛する習近平同志のご健康を謹んでお祈りする」と述べた。

 北朝鮮はこれまで最高指導者に対してのみ「敬愛する」という表現を使っており、故金日成(キム・イルソン)主席は「敬愛する首領」、故金正日(キム・ジョンイル)総書記は「敬愛する将軍様」、金正恩氏は「敬愛する最高領導者」と呼んできた。

 北朝鮮の最高指導者が、今回のように最高の敬語である「敬愛する」という表現を使って外国の指導者を呼び、これを北朝鮮メディアがそのまま引用するのは事実上初めてとなる。

 正恩氏が3月に北京訪問を終えて帰国した際に送った感謝の書簡では、習主席を「あなた」としていた。

 先月27日に板門店で開かれた南北首脳会談では、正恩氏は文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対して敬語をたびたび使用した。

「板門店宣言」を発表する文大統領(右)と金委員長(資料写真)=(聯合ニュース)

 正恩氏は、南北首脳会談で署名した「板門店宣言」の共同発表でも数回「わたくしと文在寅大統領」と述べ、へりくだる表現を使用した。また、首脳会談の冒頭発言でも何度も「文在寅大統領様」と呼び、文大統領を敬う姿勢を見せた。夕食会の演説では「この地の永遠の平和を守り、共同繁栄の新たな時代を作っていくことは、私と文在寅大統領様、そしてわれわれ全員の努力と意志にかかっている」とも述べた。

 北朝鮮の最高指導者が韓国の大統領を「大統領様」と呼び、敬称を用いたのは今回が初めて。2000年と2007年の南北首脳会談で、金正日氏は金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両大統領(当時)を「大統領」という公式名称でのみ呼んだ。

 韓国情報機関・国家情報院のシンクタンク、国家安保戦略研究院のチョ・ソンリョル首席研究委員は「金正恩委員長の敬語の使用は国家外交の慣例に従った面もあるが、文在寅大統領と習近平主席が自身の父や叔父ほど年が離れていることと関係があるとみられる」と分析する。

 また「相対的に若い金委員長が『東方礼儀の国』の指導者らしいイメージを演出している」とし、「米朝首脳会談がうまく妥結した場合、金委員長が会談の席で少なくとも『親愛なるトランプ大統領』と言及する可能性がある」と予想した。

ynhrm@yna.co.kr

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