韓米外相　１１日にワシントンで初会談

【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和（カン・ギョンファ）外交部長官が１１日に米ワシントンを訪問し、ポンペオ米国務長官と初めて会談する。共同記者会見も開く予定だ。韓国外交部が１０日、伝えた。

　２２日にワシントンで開催される韓米首脳会談を前に、康氏は４月下旬の南北首脳会談の成果を説明し、進展がみられる最近の朝鮮半島情勢について認識を共有するという。さらにこの先の米朝首脳会談を成功させ北朝鮮の非核化と朝鮮半島の平和定着に弾みをつけるため、韓米外相間の連携策などを突っ込んで協議する予定だ。

　また、今年で６５年となる韓米同盟の盤石さを再確認し、双方の懸案についても協議する。

　ポンペオ氏は９日に訪朝して金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）に会ったばかり。米朝首脳会談の事前調整を図り、北朝鮮に拘束されていた米国人３人と共に帰国の途に就いた。両長官はこうした状況に関しても認識を共有するとみられる。

　両長官はポンペオ氏の就任間もない４月２８日に初の電話会談を行い、早期に会うことで合意するなど、米朝首脳会談に向けた連携を確認している。

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