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中立地シンガポールで朝米首脳会談 両国外交にとって最適

記事一覧 2018.05.11 11:15

【ニューヨーク聯合ニュース】6月12日に開かれる史上初の朝米(米朝)首脳会談の場所が、シンガポールに決定した。両国が会談場所にシンガポールを選んだのは、「中立的外交舞台」という点を重要視したからと分析される。トランプ米大統領だけでなく、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)もシンガポールが会談場所として比較的負担が少ないと判断した可能性が高い。

トランプ大統領(左)と金委員長(コラージュ)=(聯合ニュース)

 シンガポールは警護のしやすさや安全性、交通と移動の便利さ、取材環境などの面で優れたインフラを備えている。2015年、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統(当時)による初の首脳会談もシンガポールで行われており、歴史的会談を取り持った経験があることも長所に挙げられる。

 米紙ワシントンポストは「シンガポールは北朝鮮と国交があるため北朝鮮大使館が置かれており、第三国での外交が円滑に進められた場所だ」と分析している。

 このため、ホワイトハウスの参謀らは以前からシンガポールが最も適した場所だとの意見をトランプ大統領に進言してきたと伝えられた。

 北朝鮮にとってもシンガポールは大使館があり、金委員長の専用機が長距離を飛行する性能を持たないと指摘されている問題も解決できる場所だ。

 金委員長が先日中国・大連を訪問した際に利用した旧ソ連開発のイリューシン62を改造した専用機「チャムメ1号」は、平壌から約5000キロ離れたシンガポールまで十分に飛行可能だとされる。

 シンガポールでの朝米首脳会談開催が確定したことで、外交交渉の舞台として知られるシャングリラホテルが会談場所になる可能性が高いとの観測が出ている。

 シンガポールのランドマークであるシャングリラホテルでは、アジア最大規模の定例安保会議「アジア安全保障会議」(シャングリラ会合)が02年から毎年開かれている。15年の習主席と馬総統の会談も同ホテルで開かれた。

 4月27日に南北首脳会談が開かれた板門店も一時有力な場所として検討されたが、最終的に外された。

 朝鮮戦争の休戦協定が締結された板門店は、歴史的な朝米首脳会談の象徴性を最大化できる場所という点で「リアリティー番組」のようなイベントに慣れたトランプ大統領が好むのではないかとの分析が出ていた。

 しかし、米政府高官は朝米首脳会談が板門店で開催されること自体が北朝鮮に政治的に利用される余地が大きく、会談で満足できる結果が出なかった場合に「後遺症」が残ることを懸念してきた。

 特にトランプ大統領が、先の南北首脳会談の開催地として世界的に注目を集めた板門店が、自身の最大の功績になる可能性がある朝米首脳会談の開催地として「鮮度」が高くないと判断したとの見方も出ている。

ynhrm@yna.co.kr

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