韓国統一相 訪朝終えたWFP事務局長と会談へ=対北支援議論か
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2018.05.14 14:56
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官が15日、8~11日に訪朝した世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長とソウルで会談する。北朝鮮の食糧事情などについて議論する見通しだ。同部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官が14日の定例会見で明らかにした。
会談では韓国政府が昨年決めた、WFPや世界保健機関(WHO)の対北朝鮮人道支援のために800万ドル(約8億7500万円)を拠出する方針に関しても議論があるとみられる。韓国政府は方針を定めたが、まだ拠出していない。
ビーズリー氏は訪朝期間中、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長や高人虎(コ・インホ)副首相兼農相らと会談した。訪朝後、メディアとのインタビューで北朝鮮の住民は飢えてはいないものの栄養不足問題は依然として残っていると述べた。
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