トランプ氏 朝米会談に含み=韓国大統領府「幸い」
記事一覧
2018.05.26 16:35
【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領が25日、北朝鮮との対話が行われていることを示唆し、6月12日に米朝(朝米)首脳会談が開催される可能性に言及したことに、韓国青瓦台(大統領府)は歓迎する一方、事態を注視している。
トランプ大統領は朝米首脳会談の開催可能性に関する記者団の質問に対し、「彼ら(北朝鮮)はそれ(会談を)望んでいるし、私たちも望んでいる」として、「(6月)12日の可能性すらある」と述べた。
また、自身のツイッターには「北朝鮮と非常に生産的な対話をしている」として、「会談をするなら、来月12日にシンガポールで開かれる」とつづった。
これに対し、青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は26日、「朝米対話の火が消えず、再び灯り始めており、幸いだと考えている」とのコメントを出した。
青瓦台はトランプ大統領の姿勢転換に安堵(あんど)しながらも、慎重な姿勢を崩していない。金報道官は「(今後の朝米対話の)推移を慎重に見極めたい」とした。
kimchiboxs@yna.co.kr