日本との民間文化交流の活性化目指す 韓国外交部が作業部会設置
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2018.05.28 11:52
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は28日、日本との民間交流拡大を目指す「韓日文化・人的交流タスクフォース(TF、作業部会)」を設置した。同部の康京和(カン・ギョンファ)長官はTFの発足式で、「過去の歴史問題は歴史問題としてわれわれが原則を持って引き続き対応する一方、両国の国民間の人的・文化交流は活性化が必要」と述べた。
康長官は「韓日関係はここ数年間、停滞していた」と指摘。1998年に金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相(いずれも当時)が「韓日共同宣言」を発表してから今年で20周年を迎え、「(両国関係に)活力を与えるため(TFを)設置することにした」と表明した。
TFは交流拡大のために具体的な活性化策を講じる目的で設けられた。漢陽大観光学部の李勲(イ・フン)教授を委員長に、民間委員5人、外交部関係者3人で構成される。
康長官はTFに対し、「通常の枠組みにとらわれず、官僚には思いつかない部分まで考え、良い案をまとめてほしい」と呼びかけた。
TFは同日、1回目の会合を開く。
kimchiboxs@yna.co.kr