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核実験場から10キロは人影なし 訪朝した韓国取材団が紹介

記事一覧 2018.05.28 17:13

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場廃棄の式典を取材するため訪朝した韓国記者団は28日、爆破された核実験場の坑道から10キロの地点まで人影は見当たらなかったと紹介した。

核実験場の廃棄を取材する記者団=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)

 記者団は「(核実験場から載徳駅まで)1時間20分程度、車で下りてきた。核実験場から7キロ近く離れた地点から建物が見えたが、人影はなかった」と説明。「10キロ地点に着き、軍部隊のものとみられる建物があった。でも、人影はなく、トウモロコシが植えられていた」として、「載徳駅に近づくと民家が見えたが、カーテンが引かれていたり、畑があったりするなど、人が住んでいる様子があった」と伝えた。

 また、「載徳駅から核実験場の坑道の入り口まで21キロを移動した際、7カ所に検問所があった」とし、「(核実験場近くに)連隊級の部隊が駐屯しているようで、武器庫のようなものもあった」と説明した。

 核実験場が位置した山は海抜2205メートルの高さで、坑道は海抜1300~1400メートルの地点にあったという。核実験場付近の生態系については、「豊かな森があり、核実験場内にはツツジも咲いていて、アリなどもいた」として、「生態系はごく普通だった」とした。

 また、北朝鮮関係者について「北と米国の会談が中止になった時、正確なニュースが分からないため、われわれを通じて知ろうとする部分があったようだ」とし、「トランプ(大統領)に期待したがひどく気まぐれだ」とか、「ボルトン(米大統領補佐官)やペンス(副大統領)のような強硬派が勢力を伸ばしたのではないか」などといった発言があったと紹介した。 

 その上で、米国との首脳会談を推進したがっている印象を受けたとして、「韓国の仲介の役割に対する期待が大きいようだった」と述べた。 

 さらに、北朝鮮側の関係者のほとんどは外務省や対韓国窓口機関・民族和解協議会(民和協)から派遣されており、韓国に関する情報を扱っているため、韓国についてよく知っていたと紹介。6月13日投開票の韓国統一地方選の結果に最も興味を持っており、ソウル地域の当選者を予想してみせたという。

 今年1月にポータルサイト最大手ネイバーで文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判する書き込みへの賛同者数を不正に水増ししたとして、与党「共に民主党」の党員が逮捕された事件や、過去のセクハラや性暴力の被害を告発する「♯Me too(私も)」運動についても知っていたと話した。「誤解を招くことを心配したのか、女性記者と握手も交わさないようにした」という。

 核実験場の廃棄については、「外部の専門家なしに非専門家である記者の肉眼で見たものであるため、確信することはできない」とし、「個人的な考えだが、その気になれば再び(爆破して埋めた坑道を)広げることができると思う」と伝えた。

 記者団は28日午後、放射線被ばく検査を受ける予定だ。

kimchiboxs@yna.co.kr

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