韓国外相 北と実務協議の米代表団と情報共有へ
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2018.06.01 17:40
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が1日午後5時半ごろ、ソウルの同部庁舎で米国のソン・キム駐フィリピン大使(元駐韓大使)と会談する。
キム氏は12日に予定される朝米(米朝)首脳会談の議題などを話し合うため、米代表団を率い、韓国に滞在しながら軍事境界線がある板門店で北朝鮮との実務協議を進めてきた。
外交部によると、康長官とキム氏の会談には米代表団全員が同席し、康長官は米国と北朝鮮の交渉状況を共有する一方、米代表団と朝鮮半島の非核化や、平和定着の方策について意見を交換するという。
米代表団は先月27日と同30日に板門店で北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官ら北朝鮮側と協議し、朝米首脳会談の主要議題を調整してきた。
また同30日から31日(米東部時間)にかけて米ニューヨークでポンペオ米国務長官と会談した北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長が、1日にホワイトハウスを訪問し金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の親書をトランプ大統領に渡す予定で、韓国での滞在を延長した米代表団はその進行状況に応じ、北朝鮮の非核化や体制保証など首脳会談の議題について北朝鮮とさらに調整するものとみられている。
yugiri@yna.co.kr