朝米実務者 板門店で4回目協議=終戦宣言など議論か
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2018.06.03 17:06
【ソウル聯合ニュース】12日開催が決まった朝米(米朝)首脳会談の議題を巡り、米国のソン・キム元駐韓大使(現駐フィリピン大使)らが3日、南北軍事境界線のある板門店で北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官らと協議を始めたもようだ。
双方は先月27、30日と今月2日に協議しており、今回が4回目。
キム氏は1日に韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に対し「首脳会談までまだ多くが残っている」と伝えており、板門店での実務者協議は首脳会談直前まで続くとの見通しもある。
トランプ米大統領が1日(日本時間2日未明)、ホワイトハウスで北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の側近、金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長と会談した際、休戦状態にある朝鮮戦争の終戦宣言についても意欲を表明しており、板門店での協議で関連した議論があるとみられる。
ikasumi@yna.co.kr